柿
柿はおとぎ話にも登場する馴染み深い果実です。
「富有」「次郎」といった甘柿が一般的ですが、
干柿用には「蜂屋柿」という大型の渋柿があります。
近年奈良県において「太秋」「甘秋」といった新品種が
開発され、店頭にも並ぶようになりました。
美濃地方は、柿の産地として有名で、大垣の柿羊羹は
干柿と並ぶ代表的な加工品です。
奈良時代の「正倉院文書」にも干柿を購入した記録が、
残っています。
干柿「蜂屋柿」の献上の歴史は、1745年足利将軍に
始まり織田信長、徳川家康へと続き、尾張藩の献上品と
なりました。その功績により、蜂屋村は代々年貢免除の
扱いを受けたこともありました。
蜂屋柿は干柿に加工され、美濃加茂市農協から
「堂上蜂屋柿」として出荷されています。
また、2007年食の世界遺産といわれる「味の箱舟」に
認定されました。
キウイフルーツ
11月中旬から果肉が緑のキウイが収穫できます。
手入れをさぼってもそこそこの数は取れましたが、
今年は不作の年のようでした。近隣でも
実が付いた木は少なかったようです。
最近は、黄色い果肉のゴールドキウイの人気が
高いので切替が必要なようです。
キウイの驚く話を一つ。(テレビ番組より)
キウイの和名はオニマタタビといいます。マタタビと
聞けば猫を思い浮かべますよね。
キウイの根には、マタタビと同じ成分が含まれています。そのためキウイの根の粉末を
を猫に与えると酔ったような動作を示します。ネットにはキウイの枝に戯れる猫の写真が
載っていますが、我が家の周りに出没する猫では見たことがありません。
一度見てみたいものです。