トピックス
餅つきと珍しい観客
2018.12.29
年末の家族イベントの餅つきをしました。今年は珍しく午前中は雪が舞う天気でした。孫もつけるように子供用の杵も用意しています。前年は親の介添えが必要だった子が今年は一人でつけるようになり、成長を感じます。
つきたての餅にあんこ・きな粉・大根おろしなどをつけて食べるのが孫たちのお気に入りです。
観客が一人というか一匹加わりました。そばの柿の木の幹に蝶のエルタテハが止まっていました。翅の裏に白くアルファベットのL(エル)の文字が認められます。
冬眠に入るのが遅れているのでしょう、昼過ぎ身体が温まったら飛んでいきました。
安全な暖かい場所を見つけて春まで過ごせることを祈ります。
味噌の仕込み
2018.12. 8
味噌の仕込みをしました。地元の味噌専門店で麹菌と大豆が調合された味噌種を作ってもらい、自宅の甕(かめ)に詰め、押し蓋の上に重石を置いて養生します。
夏の暑さで麹菌が大豆に作用して味噌になるまで約1年、来年秋には調理に使えるようになります。
この時期自家栽培で収穫した大豆を持ち込んで味噌加工を依頼する人もありますが、我が家は味噌専門店が調達する国産大豆を指定して加工してもらいます。
安納芋と山芋の収穫
2018.11.24
安納芋の株をトップページで紹介しましたが、夏場の水不足で不規則な成長の跡が見えます。
それでも1株で3.5キログラムを超えるものもありました。焼き芋用の大きさで揃うことが希望ですが、思うようにはなりません。
山芋の種芋を5月に植えて約6か月・葉も枯れたので地中の芋を収穫しました。長さ40~50㎝、重さ1kg程度の芋に成長していました。
下へ延びるので傷を付けない様深く掘ることが大変でした。次回は成長方向を誘導するガイドツールを使い収穫を容易にしたいと考えています。
花菖蒲の苗
2018. 9.22
株分した花菖蒲の苗を知人から頂きました。株を肥育するため大きな鉢に移し替えて養生します。
明年春までの世話が報われて、開花が迎えられるよう努めます。
花の色が咲くまで判らないことが楽しみでもあります。
毎年株分で増えるとのことなので、露地栽培への展開も期待しています。
台風21号の被害
2018. 9. 6
台風21号が徳島に上陸し、兵庫・京都から日本海に抜けました。非常に強い勢力で、進行方向東側の当地では、南東からの強風が吹きました。
土地の古老の話では、昭和34年の伊勢湾台風に匹敵する強風とのことでした。今回は台風の進行速度が速かったため、被害の拡大が抑制されたされたようです。
この台風による被害は、南東や東に向かって伸びた栗の木の枝が多数折れたことです。最も大きな被害は、南東の風を直接受けた幹の根元の直径が30cmほどある松と栗の木が根元から倒れたことです。
過去の台風では、木が傾いたことはありますが、根元から倒れたことは初めてです。
剪定時期に合わせて倒木の片づけを予定しています。
糖 度 計
2018.7.20
果実の評価を定量化するため、糖度計を入手しました。糖度計、正確には糖度・食塩水濃度屈折計といいます。テレビ番組の中で農家さんが果実の甘さを測る実演で使っている計器です。
デジタル表示の計器もありますが、ポピュラーなアナログタイプです。光学的に糖度の目盛りを直読します。
目盛りの数値は、基本的にはショ糖液100g中に含まれるショ糖のg数を示しています。
果実の糖度は、スイカで9~13、桃で12~15、ミニトマトで6~7という値です。(糖度計メーカー アタゴのホームページより)。
今年の収穫物による測定結果は、スイカが10、桃(早生種)が15、、桃(中生種)が18、ミニトマトが7、という流通商品並みの値になりました。
猩々トンボ
2018. 6.14
珍客の来訪です。6月に入ってトンボが飛び始めたことは見ていたのですが、物干し台の上に猩々トンボのオスが止まっていました。赤く幅広の胴体で猩々トンボと判ります。
カメラを近づけても飛び立つこともなく、強く吹く風を避けるようにとどまっていました。
猩々トンボは本州全域の丘陵地の池や水田に生息するものですが、近在の水田は冬季水が無くなるので、幼虫(やご)は何処で生き延びたのでしょうか。この夏新しい命を繋いでくれることを望まずにはおれません。
筍(タケノコ)掘り
2018. 4.19
旬の食材としてテレビ番組でも取り上げられるのがタケノコです。幾つかの番組で生産地からの中継を目にしました。そして今年も友人の好意でタケノコ掘りを楽しみました。
自生するタケノコの姿はトップページで紹介しています。
昨年は雨が少なく、タケノコの生育には不向きな年でしたが、今年は急激に暖かくなったことと、適度な降雨に助けられ、タケノコ発生には好条件がそろいました。
2日間の雨降りが収まった後の竹林は、「雨後のタケノコ」と形容される様に、たくさんのタケノコが顔を出していました。
大きさも昨年の2倍程度と最適なサイズでした。米ぬかを使ってあく抜きし、タケノコ料理を堪能しました。
つくし(土筆)
2018. 3.24
栗の木の下につくし(土筆)が顔を出しました。つくしの親株に当たるスギナは、畑の雑草の嫌われ者です。30㎝以上の深さで地下茎が伸び、掘り上げることも難しく、除草剤も効き難い植物です。
この季節には野草の代表格としてつくし摘みの写真が新聞紙面を飾ることもあります。つくし料理の定番は、「つくしの卵とじ」でしょう。数日前に食堂の入口に「つくしの卵とじ」の品書きが貼ってあり、その値段にビックリしました。
薄黄緑色の胞子で指先を染め乍ら、袴を取るのは手間のかかるものですが、少し苦みのある独特な味は季節感満載です。
蜂屋柿の苗
2018. 2.25
昨年の干し柿が思いのほか上出来だったので、素材となる柿の実の増収をめざして蜂屋柿の苗を植えました。
苗木は接ぎ木苗で、実績のある農業資材の専門店から購入しました。
柿の木は生る年と生らない年が有って、収穫に変動が出ない様複数の木で対応することにしました。2本の木のサイクルが
同じになることもあり、剪定でコントロールする必要もあります。
実が生るのは早ければ来年ですが、樹形を作るためにはもう1年空けた2年後を予定しています。
馬鈴薯種芋の植付け
2018. 2.24
立春の後に始める農作業は馬鈴薯の種芋の植付けです。馬鈴薯の生育期間は短いので、例年2月中に行います。
今年は従来の品種「男爵」から「キタアカリ」に変更しました。最近では「キタアカリ」と「男爵」は、店頭に置いてある種芋の量が同等で、人気の度合いを示しています。それに対して「メークイン」は少数派になっています。
「男爵」の場合、例年種芋の重量の20倍ほどの収穫がありましたが、「キタアカリ」は「男爵」ほど大振りの芋ができないとの話もあり、結果が楽しみです。